こんにちは。百均に行くと色とりどりの小さなお皿に心惹かれる「お爺と暮らす」ライターのURAです。80歳のお爺を在宅で介護しています。
介護はただでさえお金がかかるのに、介護用品もまたお値段お高め。ホームセンター、ドラッグストアを駆けずり回り、やっと見つけてみたら似たようなものが100円ショップに…。
そんなことにならないように、今回は100円ショップで買える、ライターイチオシの「ダイソーで買えるお年寄り向けグッツ5選」をご紹介します。
「お爺と暮らす」編集部
「お爺と暮らす」は、 お年寄りが在宅で、より楽しく、より幸せに、より快適に暮らせるような情報を毎週1回配信しています。
お薬ケース
100円ショップでお年寄り向けと言えばやっぱりこれ。 泣く子も黙るお薬ケース(^^)
様々なタイプがあるけれど、今回ダイソーで見つけたのはこれ。
一つ一つの升目が大きくて、 深さもあるので 手先の不自由なお年寄りにも使いやすいです。
寝る前のお薬がある人にオススメ。
こうして事前に分けておくと、飲み忘れが防止できますし、もし飲み忘れたとしてもいつ飲み忘れたのかがはっきりわかります。

一つずつ蓋が開く。押せば開く蓋なので、手が不自由でも使いやすい。
介護シーツ
100円で中に1枚入っています。使い捨て用の手袋と端を抑える両面テープも同封されています。



ポータブルトイレやお手洗いのトイレマットとしても使えますね。



本来の目的通りに、ベッドにしてみるとこんな感じです。
ちょうど良いサイズ感。
四角と上下にズレ防止シールを貼って、 寝返りでシートがずれるのを防止することができます。



首から下げる老眼鏡
若い人にはわからないけど、お年寄りになったらみんなが必要になる老眼鏡。
年齢を重ねると、コンタクトをうまく入れられなくなるから、どうしても眼鏡をかけることになる。
老眼鏡や拡大鏡は手元を見るときにだけ使いたいけど、 どこに置いておいたか分からなくなってしまいがち。



メガネ部分がマグネットになっており、パッカーンと割れるので、手が頭の上まで上がらない方でもつけ外しが楽々です。
黒い部分がアジャスターになっていて、長さを調節できます。



お薬半分に
皆さんは経験ないでしょうか?「薬、半分だけ飲みたいんだけど」 と言われてイラついた経験が!
どうもお年寄りにはこういった考えがあるようです。
- 痛み止めを飲みたいけど、ずっと飲み続けるのも嫌だから半分だけ飲みたい。
- 睡眠薬を処方されたけど、全部飲むのは怖い。だから半分だけ飲みたい。



そんな時に役立つのがこれ!



実際に渦中にいる時は100円ショップで便利なものをゆっくり探すなんてそんな余裕がないのです。
だから、このブログを見た皆さんは「 そういえばあんな便利な商品あったっけなぁ?」と、心の片隅に留めておいて、実際 介護に突入したときに思い出してくださいね。
大きな錠剤で飲み込めない時に半分に割るのにも役立ちますね。



食事用エプロン
商品名は「使い捨て食事用エプロン」ですが、素材がポリエチレン製で、周りをバイアステープで縫ってあるのでしっかりした作りになっていて繰り返し使えそうです。
1枚入り。
目の見る力が衰えて、手のコントロール力も弱まっていたお年寄りが食べこぼしてしまうのは仕方のないこと。
自分で食べる時も、人に食べさせてもらう時も、食べこぼしを気にせずに楽しく食事をしてもらいたい。



食べこぼしをしっかりキャッチしてくれるし、ビニール製だから汚れたら拭けばいいだけ。



まとめ
私は20年前、母を介護していたのですが、その時よりも便利な商品が増えたなぁと感じました。
また一つ一つの商品がお手頃価格なのにも驚きました。百円ショップだから当たり前なのですけれども…(^^)
今回この記事を書くにあたり、100円ショップをよく見てみると、介護に役立つ商品がたくさんあることにびっくり!
特にダイソーは介護用品のコーナーがあるので商品が見つけやすいです。
介護は転んで骨を折ったり、 認知症が発覚したりして急に始まります。
そんな時に便利グッズを知っているのと知らないのでは、大変さや負担感が全然違うと思うのです。
自分で探す時間がない方の代わりに、私、100円ショップウロウロしてみましたので、病院の待合室などで時間があるときにこの記事をさらっと読んでいただけると幸いです。
このようなグッズを賢く利用すれば、自宅で快適に過ごせる期間が長くなります。
このブログが老人ホームに入らないで、 自分で暮らしたいと思っているお年寄りとそのご家族の助けになりますように。
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